聖徳大学 / 生活文化学科 / 将来への道 / 資格 | 卒業生


作成日:2001/6/4 最終更新日:

卒業生からひとこと


病院勤務の栄養士

荒井巳知さん(管理栄養士)
松和会望星関内クリニック勤務
食生活専攻科2000年卒業

 現在,透析のクリニックで管理栄養士として勤務しています。「透析」を簡単にいうと,血液を機械に通して腎臓の変わりをしてあげることです。
 私の主な業務としてはクリニックで出すお食事の献立をたてて材料の発注をする「給食管理」と,毎週の血液検査結果を見て患者さんとお話をしてデータの改善を図るように努める「栄養指導」があります。
 栄養の勉強を初めて5年,勤務について1年と分からないことばかりなので,聖徳で学んだ基礎をもとに,栄養士の先輩はもちろん,医師や看護婦等の様々な職種の方々から教えていただいて現在の仕事をしています。
 私の勤務しているクリニックは通院の患者さんだけです。通院の患者さんは入院の患者さんと違い,病院の中だけでなく私達を同じように色々なものに出会う機会が多くなります。そのため患者さんやスタッフの方々の話はとても興味深く,教えて頂いたり調べたりの連続です。
 学生時代,レポートや実習に追われて与えられるものだけでいっぱいになっていました。それを過ぎると残りの2年からは「食」にのめり込んでいったように思います。私の時は,後半の2年はほとんど授業が発表形式だったので,勉強してこないと授業になりませんし,人数も少ないのですぐに分かります。図書館や新聞,雑誌,インターネットなど色々なものをフルに使わないと持ち時間は終わらない・・・。
 常に色々な「食」に向き合うため,「分からないのは当たり前,その分調べる」が今の仕事に生きています。

給食委託会社からの派遣栄養士

塚田千種さん(管理栄養士)
メフォス(株)勤務
旧:生活文化学科生活文化専攻食物栄養コース1999年卒業

 聖徳での2年間は,実習や実験,レポート提出が多く,苦労しましたが,学外研修やシリーズコンサートなど他大では体験できないこともあり,とても充実していたと思います。
 卒業後は栄養士として病院に勤務しています。病院では禁止食やアレルギー食,きざみ食等の個人対応の食事が多いです。やりがいを感じるところは,患者さんの病態に応じて適切な食事を提供することができ,疾病の治癒や快復につながるという点です。
 今年の6月,2年間の努力が実り,管理栄養士国家試験に合格することができました。将来は病傷者に対する栄養指導ができるよう頑張っていきたいです。

保育園の栄養士

木村美雪さん(管理栄養士)
勤務
食生活専攻科2001年卒業

 園児60名の保育園で働いてます。0歳は離乳食の園児もいますので、その子の発育・発達と体調に応じた離乳食を提供しています。3歳からはバイキング形式なので、園児と直接触れ合う機会があり仕事の励みになります。また、子どもは抵抗力が弱いので、衛生には気を付けているので、食品衛生学が仕事で生かされています。最後に、取得した管理栄養士の資格を生かして将来は栄養指導をしてみたいと思います。

食品の品質管理・分析の仕事

藤田幸さん(栄養士)
カゴメ(株)勤務
旧:生活文化学科生活文化専攻食物栄養コース1996年卒業

 学生時代に学んだことは,今でも役立っていて,会社に新提案するときには当時のテキストを参考にしているほどです。現在,食品の品質管理・分析を行う仕事に携わり5年目を迎えましたが,まだまだ学ぶことはたくさんあります。日々,新しい知識を身につけていくことは大変ですが,好きなことを仕事にできることと,やればやっただけ評価につながるので,仕事がおもしろくやりがいがあると思っています。今後はより多くの分析ができるよう,さらに新しい技術を身につけていきたいと思っています。

聖徳大学 / 生活文化学科 / 将来への道 / 資格 | 卒業生


Copyright 2003 Department of Human Life and Culture, Faculty of Humanities, Seitoku University. All Rights Reserved.


このページに関する質問・ご意見は生活文化学科ホームページ作成委員会までお寄せください。